岡山大学 大学院ヘルスシステム統合科学研究科 ヘルスシステム統合科学専攻 ヘルスシステム統合科学講座 無機バイオ材料工学分野(早川研究室)

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教授 早川 聡 (Prof. Satoshi HAYAKAWA)



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岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域
無機バイオ材料工学分野 教授


京都大学博士(工学)
専門:無機材料化学

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    略歴

    平成 6年  3月  京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士課程修了

    平成 6年  4月  岡山大学工学部生体機能応用工学科 助手

    平成 8年  4月  岡山大学工学部生物機能工学科   助手(改組による)

    平成10年 10月  岡山大学工学部生物機能工学科   講師

    平成15年  3月  岡山大学工学部生物機能工学科   助教授

    平成17年  4月  岡山大学大学院自然科学研究科   助教授

    平成19年  4月  岡山大学大学院自然科学研究科   准教授

    平成25年  4月  岡山大学大学院自然科学研究科   教授

    平成30年  4月  岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科   教授

    令和3年  4月  現職


    平成 9年 11月 〜 平成 10年 1月  VBL海外研究動向調査研究員(ロンドン大学インペリアルカレッジ材料学科)

    平成13年 10月 〜 平成 14年 9月  文部科学省在外研究員(カリフォルニア大学ロサンゼルス校材料科学工学科) 

    受賞

    ・The Award for Young Scientist of Okayama Foundation for Science and Technology (1997)

    "Study on Structural Reorganization of the Surface of Bioactive Materials and Their Bone-like Apatite-Forming Ability in a Simulated Body Fluid".


    ・The 52 Award for Young Investigator of The Ceramic Society of Japan (1998)

    "Solid State NMR Study on the Structure of Crystal and Glass".


    ・The Award for Young Scientist of Okayama Foundation for Science and Technology (2003)

    " Preparation of Nano-Crystalline Titanium Oxide Film on Titanium Alloys ".


    ・Best Paper Nominations (Ribbon Awards) (2005)

    Satoshi Hayakawa, Yongxing Liu, Kazuya Okamoto, Kanji Tsuru, and Akiyoshi Osaka: Formation of Titania Submicron-Scale Rod Arrays on Titanium Substrate and In Vitro Biocompatibility, in Nanoscale Materials Science in Biology and Medicine, edited by Cato T. Laurencin and Edward A. Botchwey (Mater. Res. Soc. Symp. Proc. 845, Warrendale, PA , 2005), AA6.9.


    ・2004 JCerSJ優秀論文賞(日本セラミックス協会)(2005)

     (Award of the Outstanding Papers Published in the Journal of The Ceramic Society of Japan in 2004)

    In Vitro Bioactive Nano-Crystalline TiO2 Layers Grown at Glass-Coating/Titanium Interface, Yongxing LIU, Kanji Tsuru, Satoshi Hayakawa and Akiyoshi Osaka, Journal of the Ceramic Society of Japan, 112[8], pp. 453-458, (2004).


    ・The Engineering Ceramics Division Best Paper Awards, Second Place (2011)

     35th International Conference and Exposition on Advanced Ceramics and Composites, Daytona Beach


    ・ベストティーチャー賞(岡山大学工学部)(2012)

    研究テーマ

    ・分光法(X線光電子分光法及び固体NMR分光法)による無機固体物質の構造と物性の研究

      無機結晶やガラス構造中に存在する陰イオンや陽イオンの周囲の局所構造ならびに微細構造と物性の相関を追究する。

    ・分子動力学法及び分光法による非晶質無機固体中のフッ化物イオンの化学結合状態研究

      生体材料やイオン伝導性無機固体中におけるフッ化物イオンの化学結合状態と性質(反応性、ダイナミクス)を追究する。

    ・生体素材の機能発現因子及びその物性に関する研究

      素材が生体親和性や生体活性を発現する構造的要因と、それに関連する種々の表面物性を追究する。

    ・生体活性素材表面でのアパタイト形成機構に関する研究

      生体素材が骨結合性を発現する初期段階のメカニズムを追究する。

    ・分子軌道法による機能性無機材料の構造研究

      実験的に解明困難な問題にトライする。